マレーシア ビジネス1

≪マレーシアでビジネス≫

皆さん、マレーシアでのビジネスについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

アジアでビジネスというとシンガポールや香港などを思い浮かべる方が多いと思いますが、実はマレーシアもそれらの国や地域と同じくらい、ビジネスに適した国なんです。

マレーシアにまだ来たことが無い方はイメージしづらいかと思いますが、マレーシアは数あるASEAN諸国の中でもトップレベルで発展した国です。

まだまだ人口も増加しており、これからのさらなる経済成長が見込まれるマレーシア。

これからそのマレーシアでビジネスをするメリットをご紹介いたします!

≪マレーシアでビジネスをする8つのメリット≫

1.高く安定した経済成長率

2009年のリーマンショック以降、マレーシアは再び高く安定した経済成長を続けています。「チャイナ・ショック」と呼ばれる中国の株暴落があった2015年も5%近い経済成長率が見込まれており、その安定性の高さが伺えます。特にその「安定性」が重要で、経済が安定していることによって事業の見通しが立てやすくなります。以下に、2010年以降のマレーシアの経済成長率を紹介します。

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
成長率 7.43% 5.19% 5.64% 4.75% 6.02%

*出展:IMF (http://www.imf.org/external/ns/cs.aspx?id=28)

2.優秀な労働力

他のアジア諸国と比べて英語能力が高く、さらに、多くの国民は最低11年の教育を受けています。
公用語はマレー語ですが、各民族の人たちも複数の言語を話すことができます。1人のマレーシア人がマレー語・英語・マンダリン・広東語を話すことができる、という状態はここマレーシアでは珍しいことではありません。これは、事業を複数国に展開していく時にとても役立ちます。

3.外資100%での会社設立が可能

マレーシアでは、一部業種を除き、外資100%で会社を設立・所有できます。それによって、中国やタイで良く聞かれる、ローカルのパートナーによる「会社乗っ取り」の危険性もぐんと減ります。日本と同じように、自分で株を全て持てるのは安心ですね。

4.外国企業への優遇措置

上記のMSCを利用すると、業種によっては10年間の法人税の課税免除や外国人知的労働者の雇用制限の撤廃などの優遇措置も取られます。詳しくは「投資優遇制度「MSCステータス」とは?」ページを参照。

5.整備されたインフラ

電気、ガス、水道、通信、道路・鉄道等々、どれもASEAN最高水準で停電、断水などもほとんどありません。

マレーシア ビジネス (2)

クアラルンプール市内を通るモノレール
マレーシア ビジネス (1)

クアラルンプールの高層ビル群

6.日本に比べて割安なビジネスコスト

2015年現在のマレーシアの国民所得は約15,000米ドル(約180万円)と、日本のほぼ半分となっています。ASEAN諸国の中ではかなりの高水準ですが、それでも、まだ日本に比べると「安い」と言えます。また、不動産価格も日本と比べるとまだ安く、オフィスの家賃など月々のコストや、初期投資を低く抑えることができます。

7.所得が高くマーケットとしても魅力的

先ほどマレーシア国民の平均所得が約180万円で日本の約半分、と紹介しましたが、逆に考えればもう日本の半分の水準まで迫ってきている、とも考えられます。これまではオフショア開発の拠点などとして注目を受けていましたが、これからは有望なマーケットとしても注目を集めるでしょう。

8.便利な立地

マレーシアは東南アジアのほぼ中心地に位置しており、マレーシアを拠点とした世界的なLCC(ローコストキャリア)であるエアアジアを使えば、東南アジアの主要都市まで30分~3時間以内に移動できます。そして、これからも東南アジアのハブとして益々発展していくことが予想されます。