19日の外為市場でマレーシア・リンギットはアジア金融危機以来の安値であった。

投資家は引き続き新興市場資産を売っているほか、マレーシア中銀が11月に

為替への投機を抑制しようとしたことから同国では資金流出が悪化している。

ブルームバーグが集計した地元銀行の数値によれば、リンギットは一時0.1%安の

1ドル=4.4805リンギットと、1998年1月以来の安値。その後下げを縮小し、

クアラルンプール時間午前9時52分(日本時間午前10時52分)時点はほぼ変わらずの

同4.48リンギット。

提供:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-19/OIEULZ6S972B01(Bloomberg)