外務省は、1月19日にマレーシアで日本人がデング熱により死亡する事例が発生したことなどを

受けて、注意喚起のための広域情報を発出した。今回の広域情報では「マレーシアやフィリピンに

限らず、アジア・大洋州地域をはじめ、世界中の熱帯・亜熱帯地域で広く発生が見られる」と

説明し、対象国にはハワイ、台湾、香港、豪州の一部なども含んでいる。デング熱の予防方法は

蚊に刺されないようにすることのみ。外務省は流行地域への渡航を予定している人に対し、長袖の

着用や虫除け剤の使用に務めることを呼びかけるとともに、体調の異常を感じたり発症した

場合には、早期に医療機関などを受診するよう要請している。

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