2020年に開催される東京五輪の会場で、マレーシア産木材が建設に使われることが分かった。
マー・シウキオン・プランテーション産業・商品相が9日、明らかにした。
10日付スターによると、東京五輪向けの木材は、
サラワク州を本拠とする合板メーカー大手シン・ヤンが提供する。
ただ、環境保護団体がシン・ヤンが違法な伐採を行っているほか、
サラワク州の先住民の土地権を侵害しているとの批判を発表していた。
これを受け、シン・ヤンの合板は木材が適正に生産されたことを示す
「マレーシア木材認証制度(MTCS)」を取得していることを説明し、理解を求めていた。