三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と傘下の三菱東京UFJ銀行は20日、
マレーシアの金融大手CIMBグループ・ホールディングスの全保有株式を売却したと発表した。
売却理由については、資本運営の最適化を進める上で、見直しを行ったと説明している。
売却額は25億5,700万リンギ(約680億円)。
三菱東京UFJ銀行は、今回の株式売却に際しても、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域での
重要な提携パートナーとしての関係は変わらないと説明した。
CIMBのテンク・アブドゥル・アジズ最高経営責任者も、「40年で両社は成熟した関係を
築いている。MUFGの資本強化に余儀ないことである今回の動きの一方、今後も強固な関係は
維持され、信頼できるビジネスパートナーとして協業を展開していく」とコメントした。