マレーシアGPが来年のカレンダーから消えるということは、F1からフィジカル面のチャレンジ

1つ失われるということだとルイス・ハミルトンが語っている。マレーシア政府が2017年末を

もって契約を終了することを決めたため、今週末のレースがセパンでの最後のレースという

ことになる。通常30度を超える気温の中、高速サーキットで行われるレースはドライバーに

とってカレンダー上で屈指のタフなサーキットだ。そのチャレンジがなくなることは寂しいと

ハミルトンは言う。 マレーシアでのコックピット内の温度は50度近くに達し、ドライバーたちは

90分間のレースで発汗によって3リットルの体液を失う――これは全体重の5%に等しい。

マシンにはドリンクシステムが搭載されているが、トラブルが発生することもままあり、

そうなるとドライバーたちはいつパフォーマンスを失ってもおかしくない状況に置かれる。

提供:http://ja.espnf1.com/mercedes/motorsport/story/239652.html(ESPN F1)