北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、

実行犯として殺人罪で起訴された女2人の初公判が2日、首都クアラルンプール近郊の

シャーアラム高裁で開かれた。罪状認否などが行われ、弁護団によると、

2人は「殺意はなかった」として無罪を主張する見通しだ。

検察は11月末まで、証人喚問などを行う予定。事件は北朝鮮の国家的関与が疑われているが、

2被告に指示したとされる北朝鮮国籍の男4人は事件直後に母国に逃げたとみられ、

真相解明は困難となっている。

提供:http://www.sankei.com/world/news/171002/wor1710020013-n1.html(産経ニュース)