経営再建中のマレーシア・エアラインズ(MAB)は17日、

ピーター・ベリュー最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。

12月1日付でもともと所属していた欧州格安航空(LCC)最大手ライアンエアーの

最高執行責任者(COO)に就任するという。

後任のCEOは未定で、再建計画への影響が懸念される。

MABでは、前CEOのドイツ人、クリストフ・ミュラー氏も2016年4月に

突如CEO退任を発表して、アラブ首長国連邦(UAE)の同業エミレーツ航空に

幹部として参画。2代続いて、CEOが任期を待たずに退任する事態となっている。

MABは表明で、「経営再建計画は予定通り進んでおり、

べリュー氏退任による影響はない」とコメントしている。

提供:https://www.nna.jp/news/show/1676188(NNA Asia)