マレーシアの不動産コンサルタント会社プライム・インターナショナル・プロパティーズは、
国内の富裕層が海外の不動産投資で、日本とタイに注目していると分析している。
9日付ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
同社のジャスティン・チュー社長は同紙とのインタビューで、
マレーシアの富裕層の不動産投資はオーストラリア、英国、シンガポールが中心となっているが、
リンギ安の進行でこれらの市場での投資が難しくなっていると指摘。
これに代わって、プライス・ポイント(最も購入しやすい価格)が
マレーシアと近い日本、タイの不動産にシフトしつつあるという。