2016年6月18日、中国新聞網によると、マレーシアの華人団体・馬華公会(MCA)の
廖中莱総会長は、マレーシアの総人口に占める中国系住民の割合が、現在の24%から
40年には18%に減少する見込みだと明らかにした。マレーシアの中国系住民減少の背景には、
出生率の低下や海外への移住増があるとした上で、全マレーシア・イスラーム党(PAS)が
イスラム法の改正案を国会に提出するなど、マレーシアでは、宗教的な保守化の動きが出ており、
中国系を含む現地の非ムスリム住民の間に不安と反発が広がっているためだとの見方を示している。