マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道事業で、
マラッカ州での停車駅が変更される見通しだ。当初予定の同州アユルクローに代わり、
同州アローガジャ地区のドリアントゥンガルが有力視されている。同州のイドリス・ハロン州首相は
設置予定先の変更について、技術的な問題や高速道路のインターチェンジなどとの利便性を考慮した
と説明。HSRは総延長約330キロメートルで、停車駅はマレーシア側が、クアラルンプール・スレンバン・
アユルクローまたはドリアントゥンガル・ムアル・バトゥパハ・イスカンダルプテリの6駅。
直行の特急サービスはKL~シンガポール間を約90分、各停サービスでは2時間前後で結ぶ予定だ。