北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件を巡り、
北朝鮮と厳しく対立したマレーシア政府が、
同国に滞在する296人の北朝鮮労働者を国外退去にする処分を発表した。
マレーシアの移民局によると、不法滞在していた北朝鮮労働者296人が自ら出頭し、
近く本国へ送還されるという。
ムスタファ・アリ移民局長は、猶予期限満了日の18日まで「取り締まりを逃れて、
潜伏していた北朝鮮の労働者117人のうち113人が自首し、残りの4人も、
まもなく自首する予定だ」と明らかにした。