マレーシアで、マレー半島を東西に横断する鉄道の建設が中国の支援で始まることになり、

「一帯一路」の構想を掲げる中国にとって、

物資を運ぶ新たな手段を確保する狙いがあると見られます。

新たな鉄道は、マレー半島の東部に面するタイとの国境付近から、

マレーシア西部のおよそ690キロにわたって建設されるもので、

マレー半島を東西に横断します。現在、中国が輸出入する物資の大半は

海上交通の要衝であるマラッカ海峡を経由していることから、

中国にとって鉄道建設を通じて物資を運ぶ新たな手段を確保する狙いがあると見られます。

提供:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170810/k10011095111000.html(NHK)