マレーシアのナジブ首相は17日、同国最大級の不動産開発計画「バンダル・マレーシア」の
再入札を実施する意向を明らかにした。
これまで開発を主導してきた中国企業などの計画が白紙になったためで、
近く新たな提案を募る予定だ。
この開発計画はナジブ政権のアキレスけんとなっている政府系投資会社「1MDB」の
経営再建や、シンガポールとの高速鉄道計画とも密接にからむ。
開発が円滑に進むかどうかは、ナジブ政権に対する国内外の評価を左右することになる。
提供:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H9N_X10C17A5FF1000/(日本経済新聞)