北朝鮮の金正男氏(45)の暗殺事件をめぐり、

北朝鮮とマレーシア間の外交関係は「人質合戦」の様相を呈してきた。

両国が互いの大使を国外退去処分にしたのに続いて、

北朝鮮は同国に滞在しているマレーシア国民の一時出国禁止を通告。

マレーシアは、この措置を「人質」だと反発し、同様の措置を発動した。

これに加えて、マレーシアは、北朝鮮労働者37人を不法滞在の容疑で逮捕した。

北朝鮮滞在中のマレーシア人は11人に過ぎないのに対して、

マレーシアには約1000人程度の北朝鮮人が滞在しているとみられる。

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