中国の不動産大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)が、

マレーシア最大級の不動産開発プロジェクトへの参画を断念したことが26日、

明らかになった。人民元の海外流出を懸念する中国当局の締め付けを受けるなか、

海外への投資を抑制する姿勢を示した格好だ。

今回の断念についても、当面はM&Aで膨らんだ有利子負債の返済に注力し、

海外への投資を抑制することを当局にアピールする思惑もあるようだ。

提供:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX26H0Q_W7A720C1FFE000/(NNA Asia)